うえみずゆうき脳内議事録

うえみずゆうきのブログ。思ってもいない本音など。

文脈を読む

グラデーションを読む力で書いた「何点以上なら、GO。それ以下なら、無駄足になるからやめておけ。」という合理的な判断は、ビジネスだからこそ当てはまると言えます。

「連絡先を教えてくれた」「LINEの返事がいい感じ」「2人きりの食事のアポも取れた」「相手からも連絡が来る」「パーソナルなことを打ち明けてくれた」「2回目会ってくれた」など、たくさんのポイントがあると思います。それらを元に、「きっとこれは行ける!」とか「脈なしだな」とか判断しているわけです。 判断基準を明確にするために、各項目を点数化しているだけです(LINEの返事がいい感じ=3点、2人きりで食事に行った=20点、合計50点以上で付き合える可能性大、みたいな)。

今回も、この恋愛のたとえを引き継ぎます。 仮に合計50点以上だと付き合える可能性が高いとしましょう。 付き合うという目的達成に対してフルコミットし、合理的に考える人であるなら50点を1つの判断基準にするでしょう。

でも、実際は2点なのに告白する人が結構いるのです。50点という判断基準を知っていたとしても、です。

理由は色々考えられます。

「ちゃんとフラレて気持ちの整理がしたい」「ただ気持ちを伝えたいだけ」「根拠のない自信」「嫌がらせ」など。

付き合うということを最大かつ唯一のミッションとするなら、こういうことはまず起こりえません。

これがグラデーションです。 0でも1でもない。

負け戦に出陣するように見える。でも、それは、付き合う=勝ちと設定しているから言えることです。 何をもって勝ちとするのか、です。 気持ちがスッキリすることが勝ちなら、たとえフラレても気持ちがスッキリするなら勝ち戦です。 そういうことです。

ビジネスなら、受注(販売)という、ある種の最大のミッションがあるので分かりやすいのです。何をもって勝利とするのか設定しやすいのです。 ですが、人生の多く(ビジネス以外のほとんどすべて)は、上記の恋愛のたとえのようなことが盛りだくさんです。 自分の中にしか価値基準はありません。 ライフスタイルは、その最たるものです。

「合理的なライフスタイル?え?それっておいしいの?」です。

これだけ便利な時代に、あえて便利を捨てて自給自足の生活をする人がいます。 では、彼らは不幸なのか。そんなことはありません(別に自給自足を推奨しているわけではありません)。

仕事ばっかりしている人は、あらゆることを合理的に判断しすぎて、(仕事はうまくいっているけれど)人生が味気ない、なんていうことがよくあります。

何が言いたいかというと、人間はやはりグラデーションなのです。

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